目から鱗の馬券学

2021年2月16日 (火)

■馬場ファクター

《馬場》 番長師匠

 

まず第一原則。「異なる正反対の馬場を同程度こなす馬は存在しない。」
これから先勝手に名前を付けたいろんな馬場タイプが出てくると思うんですけど、似たような馬場タイプならともかく、正反対の馬場タイプを同時に過不足なくこなす馬は存在しない、という原則で考えてます。そうですねぇ、砂だとまだわかりやすいか。軽い砂を得意とする馬は原則として重い砂だとイマイチですよね?ああいうのを思い浮かべてもらえると助かります。つまり、その馬が得意とする馬場があったとすれば、その反対の馬場では能力がほとんど発揮されることがない、という考え方です。スピード指数とか使ってる人だと、時計的にいい=強いっていうふうに考えがちだと思うんですけど、そういうふうには考えず、単に時計勝負になったときにだけ強い、というふうに私は考えます。この時計の勝負に強いとイコールで逆の時計の遅い競馬(馬場)になった場合には弱い、と結ぶわけなんです。逆は弱いと結ぶところがポイントです。
D1800mを1.50.0で走破した、強い!というように考えるんじゃなくて、1800mで1.50.0になるような馬場だと強かった。だから1.55.0になるような競馬だと弱い、ってふうに捉えるわけなんですね。一瞬それだと馬の能力把握を間違うと思うかもしれませんけど、そう考えた人は指数モノに頼りすぎてるんじゃないでしょうか?相手関係を見ていれば、そうそう大きく間違えることはないものですよ。それに、能力自体それぞれ置かれた状態ごとに設定すべきもので、全体としてこう、というのはかなり雑なやり方じゃないかと私なんかは思ってしまいます。普通短距離ではこのくらいのレーティング、中距離ならこのくらい、というふうにセッティングしますよね?あれと同じでこういう馬場の時はこれくらいの能力、こういう馬場の時はこれくらいの能力、とそれぞれ場合分けてして考えていく、それだけなんです。

 

こう書くとさっき言ったことと矛盾してる!と回転の速い人なら気付くでしょうね。確かにさっきの例での、時計の出る馬場で強い馬の、重い馬場での強さは改めて別の物差しで計らなければならず、弱いと決めつけるのは早計です。だけど、いちいちその馬が全ての馬場状態に出るのを待っていては、引退した後になって気付くなんてことになって馬券にはちっとも役立ちません。だから経験に基づいた決め打ちを行うわけなんです。先の例はその一つですわ。そうした蓄積の産物が私の馬場読み、というわけ。日々進化して各々の状況にホーミングしています。(^^;

 

これを使いこなすには熟練が必要です。認識したからと言って安易にコピーできるような簡単なものではないことをご理解ください。でも、だからこそ安心して公表もできますし、使いこなせば強力な武器にもなります。年月を経ても色褪せることはまずないでしょう。これまでの競馬人生そのものが経験として生かされるわけですから。長く付き合う覚悟を決めてる方には特にお役に立つものと思いますが、いかがでしょうか?

 

 

さて、昨日書いたことを整理しておくと、1つのケースで発揮したパフォーマンスを演繹的に他のケースでも当てはめる、という考え方をしないってことでした。馬場に特化して話を進めましたけど、これは私がもう一つ重要視するファクターである展開に関しても同様。ある一つの展開で見せたパフォーマンスが別の展開でも同様に発揮されるとは考ええないんですわ。Hペースで見せたパフォーマンスはHペースのものとして、SペースならSペースのものとして別々にとらえます。こうして考えていくことで、より細かく馬のキャラクター付けをできるようになるでしょう。

 

唐突に展開って言葉を使いましたけど、馬場を読んでいく際に、展開と馬場は切っても切れない関係にあるんですよ。例えば2レース続けて行った行ったの競馬になったという結果があったとしますよね?そんなとき、ああ、今日は前残りの馬場だ、と短絡的に考えることは厳禁。その2レースがどういう展開で流れてそういう結果になったかを回顧して、初めて前残りだった、と考えるわけ。展開も込みでの馬場なわけです。展開を無視して、馬場単独だけで読み切るっていうのはさすがにちょっと無理。できるだけ単純化することは必要なんだけど、やりすぎると何がなにやらさっぱりわからなくなっちゃうからね。展開に目を向けるのは、最低限必要と私は思ってます。あ、このときにはレース展開を読む・予想するってことはそんなに必要とされないのでちょっと安心してくださいな。ただ、与えられた結果からレースを回顧するのが必要となるだけです。

 

それらを踏まえた上での第2原則。「見た目とラップとを分けて考える。」
馬場読みの基本として、レースを見る目が重要なんだけど、その見たまんまの印象だけに頼り切るんじゃなくて、客観的なデータを元にレースを再構成します。馬場読みでの時計の取り扱いはこの一点につきるといえるかも。そうねぇ。これも例示が必要か。例えばHペースを後ろからごぼう抜きにした馬がいるとします。その馬が瞬発力を持ってるかといえば、答えはNO。全体のラップが遅くなっていく中で追い上げてるわけなんだから、普通考えられてる瞬発力とは別のものを使って追い上げてるという考え方をするわけなんですわ。単に相対速度で速いだけで、絶対速度で見た場合は違うって言い換えればいいかな。感覚的にはHペース中で見られる「見せかけの瞬発力」って捉え方。ま、そんな感じで見た目で瞬発力ありそうと見るのと、そのラップの裏付けはどうなってるのかとを、別々に考えるってわけ。別々というと変かな。2つの視点で相補的に捉えるという意味で考えてもらえると助かります。

 

《内外TB》
トラックバイアスの見極めが重要な理由に、どういうタイプの差し馬が来やすいかがすごくわかりやすいことがあるんや。あ、これはトラックバイアス理論の発展形な。今日日グリーンベルトがわかって、逃げ・先行馬に注意が必要いうたかて、ある程度知識のある人らにはもう流れていってしもうとるから、そこから先の応用を考えて人より先んじておくんが重要なわけやね。競馬っちゅうんは究極のところ、自分以外の人間との知恵比べみたいなもんやから。スピード指数なんかええ例やろ?なんぼ使える代物やていうたかて、それが常識になってしまえばたちまち威力がのうなってしまうんが、JRAで使われてる馬券のシステムやからな。こんなこというたら、ここで書いてることそのもの否定してしまうみたいな感じになるんやけどな。

 

グリーンベルトの内差しのときっちゅうんは、細い3mくらいの通路に全馬がひしめき合ってレースしてるようなもんや。当然後ろでなんぼ足があったかて、それらを捌き切らんと前へいけへんわけやな。っちゅうことはや、追い抜いていくときには、短い時間にストップ&ゴーを繰り返すことが必要になってくるわけやわな。なんぼMAXスピードが速かったかて、MAXに達するまでの時間がかかるような馬に出番はないわけや。こういうちゃんとストップ&ゴーができる馬っちゅうんは、普通の馬場のときでもきっちり馬群捌いて内から抜けてこられるもんや。せやから、そういう内差しできる馬を普段のレースでように見ておいて、こういうレースのときに狙ったったらええねん。ついでにいうておくと、瞬発力がある馬っちゅうんは、だいたいこんなふうな加速性能が優れてること多いからな、同じように狙って間違いはないやろと思うわ。

 

外差しの馬場のときは、こんな内差しの馬場のときとは話が逆になるで。なんでかていうと、外を回していけば不必要なストップ&ゴーをする必要がないからや。こうなると不器用な馬っちゅうのは、普段はその分不利な状態でレースをやらされてるわけやから、相対的に有利になるやろ?せやから普段の詰めの甘さが嘘のようなすごい脚を使えたりするわけや。一気に脚を使う馬を普段の馬場と同じように考えてたらえらい目にあうと思うで。環境逆転しとるわけなんやからな。後な、だいたい外差しになるようなときっちゅうんは、馬場が使い込んでどうにも悪うなってしもとるときやろ?そういうのを得意にする馬にしてみれば、まあ盆と正月が来たみたいなお膳立てが整うわけやから、普段とは全く別馬のような走り方をしてくるで。こういう馬っちゅうんは以前にも同じような状態で同じように急に走ったりしとるわけやから、判別も割合簡単やねん。

 

今の中山の馬場は、シフトが荒れ馬場巧者一本っちゅう感じやな。これだけでもまあ使えんことはないんやけど、シフトが1つだけやとやっぱどうしても拡散してしまうねん。絞りづらいていうたらええのんかな。せやから、これにここで書いたようなバイアスがもう一つ加わってくると、くる馬がほとんど限定されて馬券的に一気に楽になってくるんや。しかも、そないなとこまで見てる人はそんなにはおれへんからな、オッズに反映されずにかなりええ思いできるんちゃうかな。それを自分は待ってるわけやね。

 

 

2021年2月 9日 (火)

サンプル数にこだわる人間にプロはいない

■サンプル数にこだわる人間にプロはいない 土方吾郎



「サンプル数が少ないデータは信頼性に欠ける」

こんなセリフを口にする方をよく見かけるが、この考え方は、はっきり言ってデータ派失格だ。本当に勝っている人間なら、サンプル数の多さと信頼度は比例しないことを理解している。たしかに、データの特性を知るために、ある程度のサンプル数は必要ではある。

だが、データというのは、あくまでも過去の事象の集合体。サンプル数が多いからと言って、これから起こることを的確に予想できるものではない。競馬は様々な条件が絡み合い、結果(着順)が出るものである。常に一定の条件下で出目が決まるものと同じように考えるべきでない。

たとえばサイコロ。サイコロの出目の統計を取った場合、回数を重ねるほど確率は均等(6分の1)になる。だからサンプルはたくさんあった方が正確なデータが得られる(真実に近づいていく)という考え方は正しいのだが、競馬はサイコロと決定的違う。レースの構造が逐一変化しているからだ。

過去の事象から未来を予測するしかないという先の主張からは矛盾してしまうかもしれないが、競馬では同じ現象は二度と起こらない。
例えば一流ジョッキーは馬場を歩き、午前中のレースに乗り、レースVTRを見るだけでも、その日の馬場の特性をつかむことができ、それを午後8メイン)の騎乗に活かす。また、単純に午前と同じような特徴とは考えず、午前のレースから午後のレースではどう乗るべきかといったことも想像できる。午前のたった1レースが、午後のレースにとってはサンプルともいえるわけだ。予想も同様である。

過去のデータとは、あくまで構造を理解するためのものであり、プロであればこそ、少ない事象(サンプル数)で構造(レースコースの特徴)や将来の動向を理解、推理できるのだ。少ないサンプルで構造や将来の動向を理解、推理するには、経験は必要かもしれないが、構造を理解するためには、サンプル数の多さはそれほど重要ではないということだ。

「データとは構造を理解するために重要」なのだ。「データはサンプル数が命」という大きな勘違いをしていた方は特に、そこを強く認識していただきたい。

 

 

2021年1月28日 (木)

馬体論(1)

(1)サラブレッドは軽種・短頭種
軽種馬
軽種馬という言葉をご存知でしょうか。馬の分類法に、軽種と重種の分類法があります。
体格、体重、運動の軽快さ、気質などで分類する方法で、軽種馬とは、動きが軽やかで乗用や競走に適した馬のことを指します。
サラブレッドは、この軽種に属します。
現在日本には、サラブレッド、サラ系、アラブ、アラ系、アングロアラブの5種類がいます。

 

短頭種
その他の馬の分類法のひとつに、頭の形で分ける短頭種と長頭種の分け方があります。
約2世紀ほど前にフランス人サムソンが考えた方法で、目の外側から耳の付け根までの長さと、両耳の付け根間の長さを比較するものです。
長さが等しいかあるいは耳の付け根間の長さが短いと短頭種で、長いと長頭種としました。
耳の付け根間が長ければ、それだけ幅があって頭が大きいということになります。
サラブレッドはもちろん短頭種に属します。
軽種・短頭種に属するサラブレッドは、動きが俊敏で繊細な気性であると同時に、馬のなかでは頭が小さいということになります。
頭だけが大きいと、なにかアンバランスで鈍重な感じになります。
より速く華麗に走るには頭は小さい方がよく、サラブレッドでも実際頭が小さい馬が好まれます。

 

(2)若駒を古馬とでは見方が違う
サラブレッドは、その年に生まれた仔馬を当歳馬といいます。つまり0歳馬のことです。
生まれた仔馬の体重は50キロほどで、これが1年程で成馬の8割ほどに成長します。
馬の年は、毎年1月1日をもって1歳ずつ足されていきます。
生まれてから3年目の2歳馬の時からレースに出る事が出来るのです。
ダービー・オークスを戦う3歳春ならば、生まれ月によっても多少違いますが、人間で言えば18歳あたりのハイティーンエイジ、
ちょうど血気盛んな青春時代にあたります。
そして3歳くらいまでは、きちんとトレーニングをしている限りいくら食べてもあまり脂肪がつくことはありません。
結構スリムな筋肉質の体で、最大限に能力を発揮するものです。
体が完成の域に入ってくる4歳春は大学卒業の頃で、サラブレッドが一番充実するといわれる4歳秋が20歳を越えるくらいと当てはめることができます。

 

馬体診断 3歳春までは脂肪のない馬
3歳くらいまでは、きちんとトレーニングをしている限りいくら食べてもあまり脂肪がつくことはなくスリムな筋肉質の体が、
傾向として好走する確率が高いようです。
とりわけクラシックの時期は、絞りやすい暖かくなる時期と重なり、無駄な脂肪のない究極の細い仕上げになってきます。
ですからダービーやオークスでは、細いくらいの仕上がりの馬を探すのも選択法としては間違いはないのです。
ただし、腹が上がって本当に細くなってしまった切り捨てられる馬と区別できる目は必要です。
この項の5番も参照してください。そうした判断力は、経験を重ねることにより身に付きます。

 

馬体診断 3歳秋からは脂肪もパワー
3歳秋から4歳春になると骨格面で完成の域に入り、徐々に脂肪が付き始めます。
キリリとした馬体づくりがいいことは当然ですが、つくりに対して若駒より許容範囲が出てきます。
さらに肉体面でも完成する4歳秋~5歳となると、許容範囲はもっと広くなってきます。
馬体完成後の古馬でも締まりある「つくり」は要求されますが、プロ野球選手が多少太っていても活躍できるように、競走馬の適度な脂肪も
パワーの源となりうるのです。
2歳、3歳においての脂肪は、百害あって一利なし。
しかし、馬体が完成された古馬には、多少ふっくらと見えるための脂肪も必要なものなのです。

 

(3)体型で判る距離適正
初めて見る馬の距離適正を知る方法に、体形で判断する方法があります。
首から頭を除いた部分の上下左右4隅4点を結んだ形が、正方形か長方形かという見方です。
傾向というレベルですが、より正方形に近ければ短距離系で、長方形なら長距離タイプという判断です。
四肢の長さも関連しますが、概して正方形は胴が詰まった体形で、長方形は胴にゆとりのある長い体形になります。
「血で走る」と言われるサラブレッド。
脈々と受け継がれる血統を重んじ、配合を論ずることは壮大なロマンを感じるものです。
しかし、だからといって血統が絶対的なものでないのも事実でしょう。
例えば父が短距離種牡馬であるのに産駒が距離をこなしたり、その逆に長距離種牡馬から短距離しか走らない産駒が出現したりもします。
繁殖牝馬との配合に因るところもありますが、およそ血統を越えた距離で活躍する馬もいるものです。
ある馬の距離適性を想定する場合、血統は重要なファクターになりますが、体形から適性距離を予想し、限界を想定することも楽しいものです。

 

馬体診断 適正距離のイメージは、ランナーと同じ
総体的にみて正方形に近い形で上体がしっかりして深さがあり、多少皮下脂肪があるくらいが短距離馬の特徴といえます。
一方長距離馬は皮膚の薄い皮下脂肪のないすっきりとした感じになります。
人間でも陸上トラック競技の短距離選手は筋肉に丸みのあるしっかりした体格で、マラソンランナーは
ほっそりとした体形であるのと同じ感覚になるのでしょう。
ナリタトップロードは、長距離のG1の菊花賞1着、G2の阪神大賞典(3000m)1着2回の実績があります。

 

短距離‥‥正方形に近く幾分皮下脂肪がある
長距離‥‥長方形で皮膚が薄く皮下脂肪がない

 

距離の適性を判断するファクターは、血統や体形だけではありません。
走法とか気性とか折り合いとかその他もろもろあって、どれもが微妙に関係してきます。
ひとつのファクターだけで結論を出すことはできませんが、体形による距離適正を知っていれば、的を絞るうえでの指針となるはずです。

 

※体形は指針‥‥競走力は総合判断なので、体形が合わないだけで切り捨てることは出来ない

 

 

(4)馬の仕上がりは自分の目で判断する
馬体を見るとき、一番の関心事は、仕上がり状態です。
その目安として一般に馬体重の変動が取り上げられます。
しかし、ここに時として大きな落とし穴があります。
JRAは、出走馬の体重を発走時刻の40分ほど前に発表しています。
多くのファンが待ちわびていたように数字を書き取り、増減から各馬の仕上がり状態を予測しているようです。
新聞の馬柱には過去に好走したときの上下限や、あるいは平均体重が掲載されているので、推測する資料には事欠かないでしょう。
さらに装鞍所に入場するときに体重測定をするわけですが、測定後に糞をすれば発表とは数キロは違ってきます。
それを6キロ増加しているから「太い」と思うのは愚の骨頂、根拠はないに等しいと言えるのではないでしょうか。
同じ事が、調教タイムにも言えます。
新馬戦を予想する記者・トラックマンは、厩舎情報の他に血統、追い切りタイム、動き、気性、仕上がりなどのファクターを
加え最終評価を下し印を打ちます。
人によってどのファクターを重視するかはともかく、追い切りタイムの速さに重きが置かれる傾向が強いようです。
 ところが調教は、競走のようにゲートからゼロ発進するものではありません。
ある程度スピードアップされたところから計測したものが調教タイムです。
調教でのタイムは、能力を計る目安にこそなれ絶対的なものになりえないはずです。
それでも速いタイムを馬なりで出した馬は、実際のレースで人気になってしまいます。
実際に速い追い切りタイムを出した馬は能力がある確率が高いのですが、その能力を出し切れる仕上がりに
あるかが問題であり、それを見極めるためにパドックで馬体を見るのです。
速い追い切りタイムを出した馬でも、平凡なタイムでも仕上がりのいい馬にコロコロと負けてしまうケースは、仕上がり具合に
よるところも実に多いのです。

 

先入観を避けるために馬体重は、馬体を判断した後に確認する

 

数字は、馬体重の増減をはっきりした形で表してはいても、実際の仕上がりは数字通りとは限りません。
仕上がり度合いは、素人でも見た目の方がずっと正しいと思います。
それだけにパドックでは、先入観に囚われやすい事前の体重チェックは特に避けたいものです。

 

実際に馬を見て「太い」と感じた後で体重の増減を確認する方がよりよい判断を下せると思います。
パドックでの先入観は禁物です。

 

2020年11月17日 (火)

走法の種類

【走法の種類】

 

☆ピッチ走法の馬
 前肢をたたまずに前後に振り子運動のように振り出して走るのが特徴。一定のスピードを維持するのに長けていて、ペースが前半から速くて後半バテていく流れでは非常にしぶとい粘りを発揮する。反面、回りのペースに合わせて速度を落としたり、再加速するのが不向きなので、緩急がつく流れだとただのジリ脚の馬になることが多いし、当然、距離にも融通が利かない。1000~1200mの短距離馬には非常に多いタイプでマイラーにも数多く存在する。中距離馬だとサイレントセイバーなどが代表的でテンから終いまで速いペースで流れて最後他馬がバテたところを持続力で浮上してくるタイプだ。

 

 

 

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☆ストライド走法の馬
 前肢を掻いたあとに折りたたんで前方に振り出すのが特徴で中長距離馬に多く見られる一般的な走法。基本的にはペースに合わせて減速・加速することが得意。綺麗に無駄の無い振り出しの馬ほど軽くて速い芝でスピードが出やすい。短距離の差し馬などもこのタイプもいて代表例だとタカラサイレンスなどがそれ。持続力ではピッチ走法の馬に劣っているのでテンから終いまで止まらない流れだと辛いが、少し時計が掛かって道中一度ペースが落ち着き、溜めてのキレが問われるシーンでは持ち味が活きることになる。また前方に振り出すときに前膝を上げる感じで掻きこむ馬もいる。掻きこむストライドと呼んでいるが、代表的なのはジョウテンブレーヴなどがそれ。馬場が荒れたり渋ったりした場合に強いが、馬場が軽く極端な上がり勝負だとアクションが大きい分キレ負けすることも多い。

 

2020年11月 5日 (木)

馬場と時計的な判断による得意・不得意

【馬場と時計的な判断による得意・不得意】

 

 HPの冒頭では「時計のみによる馬の能力比較の無意味さ」ということを書いたが、イコール、時計を見なくていいということじゃない。過去の時計を見てこそ読み取れることがある。ただレコードを出した馬が強いという見方が嘘ということ。私なりに解釈するなら「レコードを出せる馬場状況では強い馬」ということになる。裏を返せば時計が出ない「荒れた芝」や「深くて重いダート」では、その馬は果たして強いのか?ということだ。その馬がどういう状況で強いのかはその馬場状況にもかなり左右されるものである。ここで対照的な2頭を挙げてみよう。ヘイアンエルドラドとオイワケダイモンがそれ。
 ともに中山ダート1800mを1000万下で勝ったが、それぞれ状況には大きな差がある。ヘイアンエルドラドは新潟での1:52:8で2着というのが過去の最高タイム。02年の新潟は砂が浅くて軽く時計が速かった。その後中山で連勝したのはともに不良のダート。時計は1:53.8と1:52.9。水が浮いて脚抜きが良くて速いダートは得意という傾向がそのまま出ている。が、その間に一度惨敗したのが白井特別で11着。時計は1:55.9だった。ヘイアンエルドラドの体型は薄身で脚長、決してゴツいタイプの馬じゃない。そのため馬力は求められても困る。軽い蹴りでスピードを得られ、長い脚で高いスピードを維持することでこういう時計に対応できるということだ。新潟が得意だったのも馬場自体が浅く、硬かったからということ。

 

 さて、その白井特別を勝ったのがオイワケダイモン。この時の1:54.0はこの馬の最高タイムでのもの。次走の利根川特別は稍重になってしまって3着(1:54.8)。その次のアプローズ賞は良馬場で1着(1:54.6)。そして昇級の2002フェアウェルSは3番人気に押されながらの11着(1:54.5)だった。つまりこの馬が走れる条件設定というのは時計の掛かる重い状況が合っているということ。上がりに対応できるのも38秒台後半がやっとだろう。体型的には骨太で胴長、ゴツい部類に入る。そのため大トビで脚を回すのが遅い。そのため重い砂で上がりが掛かる「バテあい」というシーンで生き残っていく形が理想な訳だ。

 

 こういうことが分かってくると、この2頭のどちらが強いかという物差しはあまりにも無意味ということが分かる。ヘイアンエルドラドはレコードが出そうな速くて軽く脚抜きの良いダートで強い馬であり、オイワケダイモンは重くて脚抜きが悪く時計が掛かるダートで強い馬なのだから2頭が両立する方が難しい。2/8に行われた金蹄Sでは両馬が1枠で並んで出走したが、ヘイアンエルドラドは軽い馬場で5着(ただし展開がスローで間に合わない)。オイワケダイモンはスローを先行しながら脚の遅さを露呈して8着という結果だった。

 

 こういうことはダートの1200mでもあるし、芝のレースでも同様の事象が起きる。スピード優先の馬、パワー優先の馬、その時の馬場状況と展開(バテあいなのか、決め手勝負なのか)で選択する馬も変わってくる。新PDF新聞などでも「ダ重い○」「時計速○」「脚抜良ダ○」「渋馬場×」「芝軽い×」「荒馬場○」などが書いてあるがそれぞれの馬の特徴づけの特記事項である。各馬がそれぞれ走った当時の状況とそのレースでは何が求められていたのか?そして今回の馬場をしっかり観察して、そのレースではどんな流れになって、直線何が求められるのか?を頭の中で具体的にイメージできるかどうかが予想の決め手になってくる。そう、大事なのはイメージ。これから起こるレースをしっかりイメージできればそれは当たりに近づけるし、イメージできないレースはやはり難しいということだ。

 

2020年10月28日 (水)

●常に長期的に考えろ

●常に長期的に考えろ   小倉の馬券師T

 

(前略)
考えてみてほしい。1人気で33%程度の的中率なのだ。勝つためには1人気ばかり狙う訳にもいかないので、的中率はさらに下がる。具体的に言えば『15~20%』ぐらいがリアルな数字。私たちは、この確率というものをよく理解した上で、馬券を買う必要がある。
(中略)
≪変な表現になりますけど、的中率というのは上げすぎちゃいけないと思うんですよ。例えば穴を狙っているんであれば15%くらいの的中率で丁度いい。的中率が30%あるのにお金がない・・・とか言ってる人は一生負け組になってしまう恐れがあると思います。それは即ち。勝てる買い方をしていないわけですから。≫
※2015年競馬王5月号 双馬毅氏のコラムより

 

我々としては、的中率、回収率ともに高いに越したことない。だが、実際のところ、的中率と回収率は相反する部分があり、この2つは並び立たない。(中略)もし、あなたが、1年、2年という長いスパンでプラス収支を目指すのであれば…ある程度、的中率を”犠牲”にする必要がある。眼前の小判(=目先の利益)にとらわれず、長期的な視野に立って過小評価された馬を狙い続ける必要があるのだ。

長期的な予想と短期的な予想の違い

(目先の利益を得るために)馬券を当てに行く買い方と、長期的にプラス収支を目指す買い方は、まるで異なる。前者は文字通り、そのレースを的中させることに主眼を置いた買い方だ。主に人気馬から馬券を買い、なるべく毎レース、毎レースのリターンを望む。短期的な結果のみを追い求めた買い方だ。

一方の『長期的にプラスにする買い方』は、短期的な結果に一喜一憂しない。負けも勝ちの一部であることを知り、あくまで長期でのプラスを目指す。「そのレースでオレは外してもいい」「長期で儲かればそれでいい」という心構えで馬券を買う。短期手には”出血”することさえ、いとわない。大局的な視野に立ったスタンスだ。そして誰もが注目する人気馬には目をくれず、不当に人気を落としている馬、過小評価されている馬(つまり穴でない穴)に期待をかける。

私の場合、「このレースで絶対当てるぞ」と意気込んだりしない。むしろ、『負ける前提』で勝負している。そして「10回のうち、2~3回当てれば良し」ぐらいに考えている。このくらい、心にゆとりを持って勝負しなければ、トータルプラス収支を達成することは難しい。(近視眼的に)目先の利益ばかり追い求めれば、結局、長期ではマイナス収支の憂き目を見ることになる。

木ではなく森を見る。森全体を眺めるように、1年のスパンをひとつの塊として捉えることが大切だ。

 

 

 

 

 

2020年10月14日 (水)

新聞ではわからない「不利」と「脚色」

●新聞ではわからない「不利」と「脚色」  スガダイ

 

レースVTRを確認するとき、僕が必ずチェックするのは、

 

道中の不利

 

勝負どころでの脚色(手ごたえ)

 

この2点です。
競馬に道中の不利はつきもの。スタートで出遅れる、道中挟まれる、直線で前がカベになる…。競馬がセパレートコースではなくオープンコースで行われている以上、必ずと言っていいほど不利は発生します。
いちおう、競馬新聞にも不利があったことが記されています。通過順位が丸囲みで表記されていたり、短評欄に「直線不利」や「出遅れ」などと書かれていたり。しかし、同じ1馬身の出遅れでもレース結果を決める出遅れもあれば、結果に関係のない出遅れもあります。直線で挟まれたといっても、挟まれることにより大きく着順を落とす馬もいれば、すでに脚が上がっていて不利がなくとも同じ着順であった馬もいる。新聞だけで、不利がレース結果を左右するものだったか、ほとんど関係のないものなのかを把握するのは難しい。(中略)

 

脚色(余力)は数字で出ない部分なので、目で確認するしかありません。
上り33秒台の末脚で追い込んだといっても、最後までしっかり伸びている馬と、伸びて一杯になっている馬では、価値が違います。最後まで、しっかり伸びている馬は、まだ余力がありそうですが、伸びて一杯の馬は余力なしと判断できます。基本的に次走以降で狙いが立つのは余力がある馬で、逆に伸びて一杯の馬が次走で人気を背負うようであれば軽視した方がいい。(中略)

 

また、勝負どころというのは、直線だけではありません。3~4コーナーのレースが動き出すポイントの動きも確認しておきたい。騎手がガッチリと手綱を抑えながらも勢い4コーナーを回ってこられる馬は手ごたえがある。逆に押っつけどおしの馬は手ごたえがない。
4コーナーを手ごたえ良く回ってきた馬が負けることもありますし、押っつけどおしの馬が勝つこともあります。が、このような例はペースに恵まれているケースが多い。手ごたえの良かった馬はペースが向くようであれば、次走以降で狙いやすい。逆に押っつけどおしの馬は次走以降は疑ってかかるべきでしょう。

 

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私の場合。。。
レースというもの「展開(流れ)」というものがあります。それは前が有利だったり後ろが有利だったり。主要因としては、ペースとか馬場によって起こることですが、その「流れ」に、いかに『逆らって』走っているか、という点を重視して見ています。

先行馬が苦しくなって、差し馬が台頭してくる。

このような場合で、どれだけ先行して頑張ったか?一見すると「当たり前」のことだろ?と思われるかも知れませんが、その負け方(先行馬のタレ方)の善し悪しを振り分けるがミソ。

差し馬勢に関しても(流れ)があるので、「差して伸びてくることは当たり前」という感覚で、それでも『この馬の伸びは出色』ならば評価し、「何となく伸びてきた馬」は、あんま評価しません。さらに、本来は「もっと伸びなきゃいけない」のに、そんなに伸びない馬とか、「押っつけとおし」の馬とかは、悪い材料として、チェックするようにしています。

また、上記の内容と被るところもあるンだけど、走法的に「掻き込み度が大きい」馬は、どうしても上りに問題がありジリっぽくなってしまうので、勝ちきれない人気馬としてストックしています。

 

 

 

2020年10月 7日 (水)

距離短縮・距離延長の狙い目は次走

■距離短縮・距離延長の狙い目は次走    競馬のツボ 安東裕章

 

距離短縮と距離延長。それによって馬の走りが一変することがある。
しかし、距離を変えてきた馬が、そのレースで、どのような走りをするかを極めて困難だ。もとより、距離変更というのは、多くの場合、その馬の距離適性を模索しながら行うものである。馬の一番身近にいる調教師でさえ半信半疑なのだから、我々がそれ以上の確信を持てるわけがない。
そこで、ここでは、距離短縮、あるいは延長を試みたレースの結果から、その馬の次走の狙い方を考えてみたい。

 

①距離短縮で好走した差し・追込馬が次走も同条件に出たら ”買い”

 

これが最も基本的なパターン。距離短縮の成功例である。
それまでの距離では折り合いを欠いて序盤から掛かりっぱなしだった差し馬が、距離短縮でペースが速くなることによって、スムースに流れに乗るようになり、それまで以上の末脚を発揮できるようになる。

 

最大のメリットは馬自身が苦しくなくなること。

 

鞍上が無理に抑える必要もなくなり、速いペースに集中することで他馬に対してムキにならなくなるため、レースでの消耗がそれまでのより激減する。

 

このタイプが次走も同じ条件に出てきたら再び好走する確率が高い。
距離を戻す場合でも、1600Mから1200Mに短縮した後、1400Mを使って再び1600Mに戻すといったやり方ならば無理はかからない。

 

②距離短縮で好走した逃げ・先行馬が間隔を空けずに出てきたら ”消し”

 

距離が保たずに最後は止まってしまっていた逃げ・先行馬が、距離短縮によってスピードだけで一気に押し切ってしまうパターンが多い。
好走には違いないが、それまで経験したことのないハイペースをその馬自身が作るレースになるため消耗はかなり激しい。

 

このタイプが間隔を空けずに出てくる場合は疲れが残ってることが多い。ちなみに、距離短縮が成功してマイラーズCをレコード勝ちしたコンゴウリキシオーの場合は、次走の安田記念まで1ヶ月半の間隔を空けた。

 

③距離短縮で凡走した馬が間隔を空けずに距離を戻したら ”買い”

 

これは調教師が意図的に使うパターン。速いペースを一度経験させた後、それまでの距離に戻して楽なレースをさせるやり方である。
ある意味、ショック療法だが馬の苦しみを緩和させるには効果がある。
レースでは凡走しているので消耗度は比較的少ない。

 

馬自身が速いペースの間隔を覚えているうちに元の距離に戻してきたら、調教師が効果があったと見込んで使うものだと判断できるので ”買い”。

 

④距離延長で好走した逃げ・先行馬が次走も同条件に出てきたら ”買い”

 

スタートで前に行けなくなったり、最後まで息が保たずに止まっていた逃げ・先行馬が、距離を延ばすことで楽に走れるようになるパターン。
緩くなったペースとその馬の走るリズムが噛み合ったわけだから、これは ”適距離”と見なすことができる。

 

ただし、単騎逃げで好走した逃げ馬については、次走で距離経験の豊富な同型馬が出走してきた場合に限って ”消し”。競り合いや番手に控える競馬を経験していないからである。

 

⑤距離延長で好走した差し・追込馬が次走も同条件に出てきたら ”様子見”

 

ペースが緩いレースは、差し・追込馬にとって脚の使い所が難しい。一度の好走ではタマタマ展開がハマったということも考えられるので、それほど信用は置けない。

 

⑥距離延長で凡走した馬は次走がどんな条件でも ”消し”

 

ペースについていけなくなった馬に対して、楽なペースで行けるようにと考えるのが、距離延長の基本。したがって、そこでも見込みがないようならば、次走は同条件でも距離を戻しても ”消し”。

 

ただし、次の場合は一考の余地がある。

 

⑦距離延長で脚質変換の可能性をみせた馬が次走。距離を戻してきたら ”期待”

 

これも調教師が意図的に使うパターン。緩いペースの中で、それまでとは違った走法や息の入れ方を教え込むもの。
例えば、逃げ馬が控えて差し脚を使ったり、差し馬が大逃げを打ってみたり、それまでとは違った競馬をして ”これは?!”と思わせる場面があれば、次走はそのレースを基準とした異なった脚質での距離短縮となるので、好走する可能性がある。

 

 

 

距離変更について考える上で、最も大事なことは、「レース距離によってペースが変わる」ということ。そして、「ペースは馬の消耗度に影響する」ということ。調教師の使い方にも注意を払った方がいいだろう。

2020年9月29日 (火)

大型馬の距離短縮

●大型馬の距離短縮     小倉の馬券師T

 

穴馬券を獲る上で必須と言える概念、それが「距離短縮」だ。

 

前走との距離比較
△同距離 単79% 複81%
△延 長 単82% 複80%
〇短 縮 単84% 複85%

 

ご覧のように、単勝回収率、複勝回収率ともに「距離短縮」が最も高くなっている。(中略)その理由は、距離短縮の方が、馬が精神的に頑張れるからだ。馬は今日、自分が何メートルの距離を走るのか?など知る由もない。それで、前走の記憶を頼りにレースに挑むわけだが…想定していたよりも距離が短ければ、馬は精神的に楽になる。「もうすぐゴールが(思ってたより短いな)。もうちょいなら頑張れるぜ!押忍!」といった具合に、ゴール前のひと踏ん張りが効くわけだ。

 

距離短縮の3つの特徴

 

この「距離短縮」を私なりに分析したことがある。その結果、次のような特徴が明らかになった。

 

・距離の『幅』が大きいほど回収率が高くなる
・『短距離』で回収率が高くなる
・『大型馬』ほど回収率が高くなる

 

この中で一番重要なのは「大型馬ほど回収率が高くなる」だ。(中略)大型馬の距離短縮が有効な理由は、大型馬の方が、距離が短くなってパフォーマンスを上げる馬が多いからだろう。人間の場合でも、短距離のランナーは、筋肉質でガッチリしたタイプが多く、その分、体重は重くなる傾向にある。逆に長距離ランナーはスリムで細身な体型が多い。その分、体重は軽くなる傾向にある。

 

■大型馬(馬体重500キロ以上)
1400m以下 単88% 複85% 総数14008
1500m以上 単83% 複83% 総数27616

 

大型馬は、もともと(1400m以下の)短距離で回収率が高い。ならば、大型馬の距離短縮も『短距離』だけに的を絞れば、より効果的だ。

 

■大型馬 距離短縮 1400m以下 単100 複94 総数4230

 

(以下略)

 

 

 

2020年9月17日 (木)

●逃げ馬を当てる方法

●逃げ馬を当てる方法  メタボ教授

 

逃げる馬を100%当てることができれば、競馬は簡単に勝つことが可能です。有名な話、レースで、1コーナーを先頭で回った馬の回収率は100%を遥かに超えます。単勝回収率が198%、複勝回収率が140%と驚異的な数字です。
でも、あくまで「逃げた馬を買い続けた」時の数字であって、何が逃げるかが分かれば苦労はしません。
現実には前走で逃げた馬を買い続けても、回収率は80%未満です。

 

(中略)

 

それでは、逃げ馬の推測ポイントについて確認しましょう。逃げ争いというのは「ゲートからのダッシュ力(加速力)」「その後のトップスピード比べ」で決まります。(これはアナログで評価するしかありません)

 

ゲートからのダッシュ力(加速力)というのは、スタートから2完歩目までの動きです。上手い馬と下手な馬とでは結構な差がつきます。ここで、他馬をリードできる馬は「ゲートからのダッシュ力がある馬」として扱って下さい。その後のハナ争いはトップスピード比べとなります。

 

1.加速力はあるけどトップスピードが劣る逃げ馬
2.トップスピードはあるけど加速力が劣る逃げ馬

 

基本的にはトップスピードの高い方が有利ですが、枠順にも大きく左右されます。
トップスピードタイプの逃げ馬が内枠を引くと他の馬に外から被らされる危険性があります。そのため、外枠の方が安心です。
加速力タイプの逃げ馬は、どの枠でも包まれないですが、トップスピードタイプの逃げ馬との位置関係がポイントとなります。

 

 

 

Itidori_20200501003401

 

ゲートを出た直後だと①の馬(加速力)が前にいますが、その後②の馬(トップスピード)がハナを奪いに行きます。こうなると併せ馬となり、オーバーペースになりやすいです。

 

(ほか上記の①②が逆のパターン。、①②の枠順に離れてるケース(①②の逆パターン)は、略)

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