目から鱗の馬券学

2020年9月17日 (木)

●逃げ馬を当てる方法

●逃げ馬を当てる方法  メタボ教授

 

逃げる馬を100%当てることができれば、競馬は簡単に勝つことが可能です。有名な話、レースで、1コーナーを先頭で回った馬の回収率は100%を遥かに超えます。単勝回収率が198%、複勝回収率が140%と驚異的な数字です。
でも、あくまで「逃げた馬を買い続けた」時の数字であって、何が逃げるかが分かれば苦労はしません。
現実には前走で逃げた馬を買い続けても、回収率は80%未満です。

 

(中略)

 

それでは、逃げ馬の推測ポイントについて確認しましょう。逃げ争いというのは「ゲートからのダッシュ力(加速力)」「その後のトップスピード比べ」で決まります。(これはアナログで評価するしかありません)

 

ゲートからのダッシュ力(加速力)というのは、スタートから2完歩目までの動きです。上手い馬と下手な馬とでは結構な差がつきます。ここで、他馬をリードできる馬は「ゲートからのダッシュ力がある馬」として扱って下さい。その後のハナ争いはトップスピード比べとなります。

 

1.加速力はあるけどトップスピードが劣る逃げ馬
2.トップスピードはあるけど加速力が劣る逃げ馬

 

基本的にはトップスピードの高い方が有利ですが、枠順にも大きく左右されます。
トップスピードタイプの逃げ馬が内枠を引くと他の馬に外から被らされる危険性があります。そのため、外枠の方が安心です。
加速力タイプの逃げ馬は、どの枠でも包まれないですが、トップスピードタイプの逃げ馬との位置関係がポイントとなります。

 

 

 

Itidori_20200501003401

 

ゲートを出た直後だと①の馬(加速力)が前にいますが、その後②の馬(トップスピード)がハナを奪いに行きます。こうなると併せ馬となり、オーバーペースになりやすいです。

 

(ほか上記の①②が逆のパターン。、①②の枠順に離れてるケース(①②の逆パターン)は、略)

2020年9月10日 (木)

パドックの見方(2)

馬診ワンポイントアドバイス~VOL.5

 

パドック編~【総括】
①狙っているレース、注目しているレースがある場合は、できるだけ、パドック入場時の気配、しぐさを見る。
 その馬の性格が端的に現れて見える場合が多い。
 人が多くなり、テンションが上がってしまう前の、厩務員とのコミュニケーションを見るのだ。
 素直なのか、ヤンチャなのか、怖がりで臆病なのか、のんびり屋なのか、
 特に最初から入れ込んでいるのかどうかをチェックしたい。

 

②最初の1周目から見るのはそうそうできることではないが、
 馬券を購入後、発走までの数分間に人の少ないパドックを見ておくことをお薦めはする。
 やはり、早いうちは馬の率直な個性が出ているから。
 (ゴール前や指定席で、スタートをワクワクして待つのが楽しい人には、あえて薦めはしません。楽しみ方は人それぞれですから)

 

③厩務員をリードして引っ張っているか、あるいは厩務員に牛のように引かれているか、その両面で目立つ馬をチェック

 

④鞍下から腹肉が太くあふれていないかチェック。人間で例えるなら、ズボンのベルトから腹が出てしまっているかどうか、みたいなこと。

 

⑤グイグイ推進力ある馬をチェック。入れ込んでグイグイ行くのでなく、首を上下に振りながらリズムを取って歩くようなのがいたらOK。たいがい前の馬に追いついてしまい、パドックの外外を回るようになる。

 

⑥芝馬の場合は、グイグイ行きながら背中を基点に尻がテコのように持ち上がり、しなって動く。
後輪駆動のイメージ。脚長に見えるものも芝系。
 ダート馬の場合は、頭の位置が高くなり、背中はさほどしならない。
 前肢から胸板にかけて筋肉隆々に発達し、前肢の脚力で推進する前輪駆動のイメージ。

 

⑦芝レースであれば、後肢の踏み込みが外や内に斜めに流れないものをチェック。
横からでなく、なるべく縦の位置になるよう見るようにする。
 進んでくるところを斜め前から見続ける要領。
 
⑧後肢の蹄だけをじーっと見ていると、前の蹄とぶつかりそうになるか、全然離れているかがよく見えてくる。
 それで踏み込みが深いか浅いかチェック。
 ただしダート戦の場合は浅くても問題なし。

 

★★⑨コーナーに来た時、主に外側だが、踏み込んだ後肢の蹄が蹴り上がる瞬間、
 しっかり前へ蹴り進めるかチェック。
 ここでズルっと捻ったり横滑りする馬は、まずマイナスとみていい。←←【誰も指摘しないけれど、芝じゃ99.9%消えるよ。能力高い馬でも】
これは何周見ても同じく捻るのでよく判る。
 ただし、ダート戦の場合、芝と違って足元の弱さのごまかしが効くので、一概に消しとは言い切れない。
(能力差が高いと来てしまうのだ)

 

⑩後肢蹄のつま先を地面に擦る馬は消す。脚が上がっていかない証拠。
 同様に蹄が返らないやつも消す。例えるなら、運動靴を履いて踵を上げて歩く中に、サンダルを履いて歩くやつを見つけるみたいな感じ。

 

⑪ボロをするのは構わないが、ユルイのをしてる場合や後肢を汚しているやつは問題あり。
  内臓に弱さを抱えている。マイナス材料を内抱。

 

⑫矯正ハミや舌縛り、足元を厳重にかばったバンテージや、蹄や繋ぎの傷への薬品添付、にも注意。
  横鉄という蹄鉄に横一本の鉄があるのもダメ。丸鉄という、通常より丸く大きい蹄鉄もダメ。
  時々人気馬でもいるが、いいカモにさせてもらっている。
 蹄や体質の弱さといった何かしらの弱点をカバーするために、陣営も必死だということ。

 

⑬耳を後ろに向けている時は警戒心で怯えているか、気が弱いか。揉まれ弱いとみる。

 

⑭瞳が真っ直ぐ先を見据えてるような、集中しているやつがいい。
 キョロキョロしたり、興奮し過ぎて目がイッチャッてるやつは避けた方が無難。
 厩務員に甘えてるのも芳しくない。

 

⑮グイグイ前に行こうとする馬を、厩務員が行かせまいと引っ張っていると、体が後ろに後傾するようになる。∠字厩務員と言ってるタイプで、これに終始該当したら、絶対買う。

 

⑯毛艶の悪いのや背割れしてるのは論外

 

~簡単で恐縮ですが、こんなところ。書けばもっとあるが、多分言っても判らないと思う。
慣れれば以上のことくらいは、1周ごとに項目を決めて見ると、整理しやすい。
 慣れです慣れ。

 

~同時に気をつけて注意すると、こんなことも見えてくる~
  整理するのに慣れてきたら、時間が余ると思うので、そこで初めて単勝オッズを見る。
 自分の描いたランク付けと、世間の描いたランク付けとのギャップ、もしくは、同一度に気付く。
 そこで、穴レースか堅いレースか見えてくるわけだ。

 

馬体重も、自分が太いとか細いとか、判断してから見ると、「やっぱり・・・」と確信できるようになる。

 

 人気馬が揃って消しなどの場合は、返し馬で最終チェックに向かう時、内心ウハウハ気分です。
 

 

~慣れるには~

 

 午前中のレースなど、奇数番号のレース、あるいは偶数番号のレースだけといった具合に、
参戦レースに時間的余裕をもって臨めば、かなり慣れ習得するのが早くなると思う。
 午後のレースはそれなりにパドック時間が長くなるので、多少余裕はできる。

2020年9月 3日 (木)

的中率/回収率

【燕の穴】的中率回収率

 

 

 「的中率○○% 回収率○○%」

 

 「勝率/連対率○○% 回収率○○%」

 

 

・・・ってなのには、みんな弱いよね(^^;

 

 

こういった指標を考えるとき、注意したいポイントがありますぅ

 

まずは、そのアルゴが単一であるかどうか?ってこと。

 

例えば、超万馬券を狙うアルゴがあったとします。

 

「的中率5%回収率130%」

 

滅多に当たらんが当たったときにデカい、穴予想です。
当然、的中率がかなり低いです。

 

1レースあたりに1万円投資していたとしましょう。

 

ここに、付けたし馬券として

 

1,2,3人気の複勝を100円づつ加えたらどうでしょう。

 

さきほどの値は、

 

「的中率80%回収率129%」

 

みたいな感じに変わります。

 

 
 ―何かオカシイと思いませんか?

 

 

 

 

これは、

 

・的中率を稼ぐアルゴ
・回収率を稼ぐアルゴ

 

の2つが混同しているためです。

 

その的中率なり回収率の値は、嘘偽りのないものです。
しかしながら、実用性はあまりありません。

 

こういったものを考えるときは、実は

 

回収率100%以上の的中率
回収率120%以上の的中率
回収率150%以上の的中率

 

みたいな感じで捉えるのがベターかと思います。

 

 

 

話は、重複するところもあるわけだけど、

 

『データの収束値』について。

 

 

「的中率30%回収率120%」

 

という指標があったとして、その中身が

 

 

回収率 80%以下   ●●●●●
回収率 80~90%  ●●●●●●●●
回収率 90~100% ●●●
回収率100~110% ●
回収率110~120% ●●
回収率120~130% 
回収率130~150% ●
回収率150%~    ●

 

だったします。
現在のサンプル数は20ですが、これが100、200、500と増えたとき、

 

回収率120%は、どのような値に変わってくるでしょうか?

 

 

でわ、

 

回収率 80%以下   ●
回収率 80~90%  
回収率 90~100% ●●
回収率100~110% ●●●●
回収率110~120% ●●●●●●●●●●●●
回収率120~130% ●●●
回収率130~150% ●
回収率150%~    

 

でのサンプルではどうでしょう?

 

前者は、まだデータが収束値に達していないのに対し、後者は、ほぼ収束値と言えるでしょう。

 

同じ、的中率回収率でも、そのサンプルの分散度合いによって、その意味は大きく異なります。

 

『○○○○を買えば、的中率○○%回収率○○%』

 

競馬雑誌によく出ていることですが、額面どうりに捉えると痛い目に合います。

 

予想会社、予想家の成績も同様。

 

「的中率80%回収率150%」の予想家よりも

 

「的中率30%回収率120%」の予想家の方が

 

ずっと優秀なことがあります。

 

その理由は、今、述べたとおりです。

 

このようなことを踏まえて、

 

 「的中率○○% 回収率○○%」

 

 「勝率/連対率○○% 回収率○○%」

 

を見ると、また違ったものが見えてくるかも知れませんね(^ω^)

 

ま、それよりも何よりも大切なのは、そのアルゴの正当性なんだけどね=

 

2020年8月25日 (火)

パドックの見方(1)

【太い、細い、馬体重、毛艶悪い】

 

「馬は太いと走らない」これは相当嘘が入ってると思う。たしかに太くて馬体に張りが無かったらそりゃ動かねーけどさ。だけど多少太くたって体調が良ければ全然問題ないのよ。「絞れたら馬は走る」これも結構嘘だな。太めに見せる馬は得てして体型的なものが大きい。絞れてビッシリ?いやそれはガレたんだよってこともある。実際ダンツフレームは腹ボテでいつも太く見せる馬だったけど、それでもちゃんと走ってた。ところが休み明けの毎日王冠でスッキリした途端に走らなくなった。特有の腹目が無くなって、オレには枯れて見えた。推測だけど、ダンツフレームを支えていたのはあの腹袋なんだと思う。問題は体調が良いのか、悪いのか。太いとか、絞れる云々よりもこっちの方がはるかに重要なことだ。

 

競争馬の中には細い馬もいる。特に牝馬に多くて細くて、腹目が無くて、寂しくてって馬だ。パっとみて見栄えはまずしない。こういう体型の馬を「細い」で片付けたら、この馬が走るシーンで馬券を買うことは一切できなくなる。確かに重賞云々言う馬は少ないのが実情なんだけど、未勝利や条件クラスならこういう馬だって活躍できる場がいくらでもあるのだ。こういう馬はフックラして見せなくたっていい。どうせ腹目なんか戻りゃしないし、フックラ見せたらむしろ太目の時だってある。サクラヴィクトリアなんかがそういうタイプだな。この馬はいつだって細い。でも体調の良さってのはちゃんと馬体や動きに出てくるはずだ。そういうものを見抜けるかどうか。

 

馬体重の増減に過敏に反応する奴が多い。これも経験則でいうと、体重が10kg、20kgはたまた30kg増えようが減ろうが関係ない。大体どこが適性体重か?なんて新聞にはどこにも書いてないはずだ。そもそも馬のベスト体重なんてあるのか?筋肉が増えたのかもしれないし減ったのかもしれない。あるいは脂肪が増えただけかもしれないし、減っただけかもしれない。数字だけで馬の何が分かる?ってとこだと思う。馬を見ない奴に限ってこういう体重論を展開しやすい。

 

「毛艶が悪いと走らない」これも嘘。特に冬場ね。寒いから冬毛が出る。冬毛が出て何が悪い?だ。オレだって寒いと厚着するよ。元々毛艶を良く見せない馬もいるし、手入れの問題もある。牝馬なんかは筋肉の量が少ないんだから特に冬毛は出やすい。しょうがない、それが特徴なんだから。毛艶が悪い=体調が悪い、という方程式は経験的にも成り立たない。毛艶は各馬固有のものとして受け止め、本当に体調が悪いものと良いものとを見分ける目は必要だろう。

 

体重ではなく、馬の体型的な個性に騙されず、毛艶にも騙されず、しっかり馬の状態を見るにはやっぱり馬体の張りが一番だと思う。それと動きね。馬体の表面上がどうであれ、パンと詰まった張りの馬はなかなか裏切らない。動きを見れば体調面や仕上がりだって分かる。あとはそれぞれ、その条件にあった体型をしているか、動きをしているか、ってのが常に重要になってくるんだけど。

 

 

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【踏み込みのいろいろ】

 

 

まず「大きくしっかり踏み込んでいる馬がいい」ってこと自体が嘘。こういう動きの馬が「良い」というのなら、その馬はどこでも走ってしまうということになる。そんな馬いねーよ。パドックでの各馬の動きはそのまま返し馬、さらにはレースでの走法に繋がってくる。それぞれの馬の動き+体型的な特徴を組み合わせることでそれぞれの馬にできることと、できないことが決まってくる。どれが良いって訳じゃなく、そのレースで必要な動きをしているかどうかがポイントになる。

 

○硬い踏み込み

 

後脚の歩幅が狭い。パっと見、硬く見えるので、歩様が悪く見えるかもしれない。でもしっかりと「カチッ、カチッ」と力強く踏み込んでいる。筋肉が硬くて仕上がっているからこそできる動き。強さがないと踏み込みが浅い、あるいは甘い、という表現にしている。基本的には脚を速く回さなきゃいけないシーンでは有効な動きだといえる。

 

○広い踏み込み

 

後脚の歩幅が広い。パっとみ「歩様が良い」と見えやすい。じっさい力強さを伴っていれば良いんだけど、実はトモが流れてダラダラと広いだけだったりする。そうでなくても一概に「良い」と言えないのは、脚を速く回さなきゃならないシーンで完歩が広くてどーする?って状況。イコール脚が遅いということになりかねない。逆に荒れ馬場なんかで、後肢をバラけて蹴った方が効率が良いシーンでは良いことにもなる。ストライドが広がる=持続性が高くなる、だからね。

 

○踏み込み甘い・腰引ける

 

後肢の幅が狭くても踏み込みに力強さが無い場合は一度疑ってかかる必要性はある。蹴りが弱い可能性があるから。ただ蹴りが弱くても良いシーン、つまり脚の回転が速ければOKという状況があるならこれは悪いことではなくなる。「腰が引ける」というのは腰が甘かったり、トモが流れたりで、蹴りの強さがそのままスピードに変換されにくいことになる。こういう馬が特に先行したりすると大体「坂」で甘くなる。こういう馬をカバーする乗り方としては後方からジックリ行って、勢いをつけて坂に取り掛かることで、甘さをカバーすることは可能。その馬の脚質なんかが影響するってことだね。もちろん坂のないコースではこの限りじゃないけど。

 

 

2020年8月 4日 (火)

高額払い戻しの常連が明かす”競馬のウソ”

《2004競馬最強の法則7月号》

 

高額払い戻しの常連が明かす”競馬のウソ”
     ~アナタはダマされている~

 

(中略)

 

勝ち組の共通法則

 

さて、これでヒデキが大きく買って、しかも勝ち続ける理由が、ある程度は見えてきたのではないだろうか。「指数を使っているから」、「それに限らず、指数に表れない部分をリプレイでチェックするから」「まだ出ていないが投資法に工夫があるのでは?」「買う額がデカイから」、いずれも当たっているが、イマイチ座りが悪い。もっと明快な理由があるのでは?そう考えたくなる。
ここで筆者と取材班が出した答えはこうだ。
「ヒデキは、”勝ち組の共通法則”にぴたりハマっている」
これまで筆者は、「最強の法則」誌上の多くの「勝ち組馬券師」を取材してきた。データもあればサインもあり、コンピ、新聞活用法、騎手、厩舎作戦などバラエティに富んでいて、それはすなわち、競馬という遊びの広さと深さを物語っている。そしてそんな中いわば「本格派」「本格系」とも言える馬券師たちの系譜がある。ここ数年の本誌での代表例を挙げるなら、”競馬で妻子”の木下健、”就職せずに馬券で暮らす”岡本倫宗、”10万馬券を狙い撃ち&実走着順”K・ヤマモトなどなど。彼らは疑いようのない「勝ち組」で、うち2人は馬券生活者、K・ヤマモトは馬券生活者ではないが、今も繊密かつ鋭い予想でファンの指示は厚い。
この「本格派」馬券師の系譜に、ヒデキもぴったり合致するのだ。その「勝ち組の共通法則」をまとめてみよう。

 

①合理的に馬の能力の判定する基準を持っている

 

いうまでもないく、「指数」のことだ。指数は現存する馬の能力判定の道具としては、最も科学的なもの。木下なら独自の「にこちゃん指数」、K・ヤマモトなら細かいロジックは公開していないが「実走着順」、そしてヒデキは西田式。岡本は指数などで数値化していないが、レースの視認で各馬の力と個性をキッチリ把握している。

 

②レースを見る

 

合理的な馬の能力の判定基準を持っていながら、それを鵜呑みにすることなく、必ずレースを見返して、”数値化できない”ロスや不利、馬の個性、騎手の巧出をチェックするのも、ヒデキを含めた4人に共通している特徴だ。

 

③勝負レースを選ぶ

 

この4人は、絶対に全レースを買うことはありえない。必ず勝負レースを絞り込む。つまり、「自分が最も得意な土俵でのみ勝負する」ということ。勝ち組なら、当然か。

 

④買い方にも、細心の注意

 

木下なら「複コロ」、岡本なら「複勝」、K・ヤマモトにいたっては「馬券は最後は、買い方で決まる」といってはばからない。写真を見ての通りヒデキも、様々な形で網を張って、狙った獲物は逃さない。

 

以上、4点。「本格派」の勝ち組馬券師たちは、例外なくこれに当てはまる。さらに、先ほどヒデキの方法の”骨組み”を、

 

①ベースはスピード指数
②数値に表れない部分をチェック
③レースを選ぶ
④馬券の買い方

 

とまとめたが、これは「勝ち組の共通法則」の4つとそのまま合致する。
いかがだろうか。「これだけで勝てるのか」と思う人もいれば、「ここまでしないと勝てない」と思う人もいるだろう。いや実際には「ここまでしないと勝てない」の人が多いか。だがこれが、本当の「勝ち組」の姿なのである。「楽して儲けられる方法がある」のは幻想で、まさしく、
「競馬のウソ」
に他ならない。冒頭のヒデキの言葉に戻ろう。

 

「よく本とかで ”万馬券的中!”といって馬券を見せているものがありますよね。でも金額見たら、100円。そういう時、やはり思うんですよ。その方法がそんなに凄いなら、なぜもっと大きく買えないのだろうか?って」

 

「大きく買えるか否か」は、自分の努力と自信への代償であるということ。それだけの努力をしたし、その努力を信じているからこそ、大きく買う。投資スタイルの問題もあるので一概には言えないが、ひとつのバロメーターであるのは間違いないし、その言葉には強い説得力がある。

 

「今の方法に行き着くまでには、いろいろ試して、一時は会員制予想なんかにも手を出して痛い目に会いました。簡単に言えばダマされたんですね。そんな僕ですが、競馬は、的を得た、まともな努力をすれば儲かるものだと思っています。」

 

”楽して儲けよう”として痛い目に遭ったことのあるヒデキである。汗水たらして稼いだ金を、根こそぎ持っていかれたその心中は察するに余りある。だからこそ、努力してそれが報われることは嬉しいし、誇りでもある。同時に、かつての自分と同じような立場にある人に、伝えたい、知ってもらいたい。
「的を得た努力をすれば、報われる」と。それはかつての、悔しい思いをした自分だから。こう考えたヒデキは、高額払い戻し窓口に行くような馬券のコピーはは全て取っているという。理屈をこねるよりも、一枚の馬券のコピーの方が雄弁だからだ。そしてヒデキはある日、本誌編集部にそのコピーをメールで送ってきた。それが始まりだった。儲かっているのだから、金儲けがしたいわけではない。有名になりたいなら、顔と名前を出すだろう。もちろん普通の人間だから、自分のやり方への誇りも自負もある。がそれ以上に伝えたいのは、「的を得た努力をすれば、報われる」。ヒデキのような ”高額払い戻しの常連”はハードルが高すぎるかもしれないが、これさえできるなら、アナタも競馬で数少ない「勝ち組」への道は遠くはないだろう。
(以下略)

 

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「ヒデキ自身が普段用いている、馬券上の細かいチェックポイント」
●予想環境編
・グリーンチャンネルの全レースリプレイ動画(DVDレコーダーがお勧めです)
●オッズ編
・新聞から予想されるオッズと実際のオッズの食い違い。
・枠連・馬連の逆転現象。
・単勝―複勝オッズのアンバランス。
※上記なような過剰投票と思われるものはいろんな原因が考えられるので、あくまで参考程度。
●指数軽視編
・重・不良馬場のレースで算出された指数は基本的に軽視。特に不良馬場のときのレースだけ高い馬など。
・軽ハンデで斤量調節による高指数48~52キロ。
・2走前、3走前が良い指数で前走が低い場合でその原因がハッキリしないとき。逆に距離不足や、道中の不利、厳しい流れや、その他、体調面、中間のアクシデントなど原因が明らかな場合はOK。
・ダート1200の予想においてダート1000での高指数。
・歴史の浅い馬場での指数(新潟など)
・レース数が少なくスローペースが多い東京2100の高指数。たぶん基準タイム算出の際、サンプル数の少なさとスロー気味のレースが多い中の集合体の平均値になりがちだからと思われる。
・前走、急に高指数になり、その原因がハッキリしない場合。
・右回り左回りの得意、不得意がハッキリしていて今回が不得意周りの馬場。しかしここでの得意かそうでないかの判断は、過去の着順の内訳ではなくあくまで指数で。
・休養前、高指数で実績があり、休み明け緒戦で全くいいところがなかったにもかかわらず、叩き2戦目という理由で人気になっている馬。
。馬場指数(馬場差)を算出した経験がある方なら分かると思いますが、1日の各場のレースの中で平均をとるサンプルレース数やレースごとのメンバーのレベル格差などによって、その日の馬場差が他の日に比べやや有利に算出されたり、不利に算出されたりすることが多々あります。前走高指数でとくにこれといった不利、アクシデントがないにもかかわらず推測される着順が悪い、またはその逆の好走が目立つような日はチェックしておく(やや大きな誤差が生じてる可能性がありますので・・・)。そのチェックが妙にその場所、日にちに集中する場合、その日のレースの指数は割り引いたり、逆にプラスにする工夫も必要です。
●馬券購入モデル編
・1.0倍台の人気の馬から馬単は買わない。馬連を買う。馬連とさほどオッズが変わらないはずで、しかも裏を喰らったときには精神的、金銭的ダメージがデカイから。
・1.0倍台の馬Aと相手馬Bの一点勝負で勝負できそうな場合で人気ほど指数差がない場合、
馬連A‐B 100  馬単B→A 10~20  A→B 1~2
上記のような場合、うまくハマるとA‐B100の払い戻し額に近い払い戻し額がB→A10~20で期待できるし、A→Bで決まってもB→Aで冒険した分の掛け金が帰ってくるのでA‐Bだけ100買っただけと同じことになり実害なし。結構、この買い方は好きです。
・一点買いなら4~5倍のワイドでも充分!!長い目で見た場合、馬連で勝負するより収支は安定しやすい。的中率で3倍以上で馬連のオッズは1/3ではなく1/2に近いのでかなり有利であると思う。適度に的中することは精神衛生上重要!!
●レース映像チェック編
・スタートまでの先行争いの厳しさ。
・1コーナーまでのポジション取り。
・3~4コナー~直線に向かうまでのコース取り。内、中、外ー大外。
・スタート出遅れ、挟まれなど。
・その他スタート直後に限らず、道中の不利、ヤネ(騎手)との折り合い。
・終始レース運びがうまく行き過ぎていた馬。
※結構、新聞によっては馬柱の中で不利があった表示がない馬が多いので、2紙くらいは目を通す。ちなみに私は『東スポ』と『1馬』です。
●勝負レース選定編
・これは指数表を見た感覚的なものが大きく占めるので、なかなか言葉にするのは難しいです。
・勝負レースを見つけるというよりも、なるべく不安材料、不確定要素を探し出して、どんどん勝負レースの候補から外すような感覚です。そして中心になりそうな馬がとくに不安材料が少なく、能力が発揮できそうなレースを勝負レース候補とする。この段階で1日1~4Rぐらい。
・とくに関西のダート1800に多い、各馬の実績がスローペースの指数表示が多すぎるレース。
・スーパーパドックでの画面が黄色いヤツは見送りレースとする。
●馬場状態編
・不良馬場の日はやらない。実際の能力比較の要素より馬場適性の要素が大きくなり紛れが多い。行った行ったとか。できれば重もやりたくないです。
●買い材用編
・単純に指数が安定している。
・地方騎手、または元地方騎手。
・成長期の骨折以外の休養明けで、休み前の走りの内容がソコソコの走りの場合(いわゆる成長曲線)。
・なるべく表開催での高指数実績を重視。
・休養前高指数で前走惨敗せずそれなりに走った馬。
・休み明けの前走で逃げ、先行してバテて沈んだか、前半良いスピードを見せた馬。
・これはあくまでヒモ候補としてですが、500万~1000万クラスで全く違う距離で高指数を出したことのある馬。人気がなければ押さえる(たまに大穴で来ます)。
●その他全般
・なるべく馬場差が均一なダート戦で勝負。
・1600万下クラスのレースの馬単は避ける。OPに行きたくない馬もいるはず。OPでもやれそうであくまでこのクラスは通過点に過ぎないような馬も除外。
・休み明けのヒモの穴馬が大幅な体重の増減でも一応買う(結構来ます。しかも人気にならない)。
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勝負レースで候補に挙がった指数上位馬の中において、あまり指数順にに固執せずに柔軟に構えることも必要。なぜなら当然指数には誤差も含まれており、さらに成長力、体調、ジョッキーの乗り違い、展開、流れなど不確定要素、レース内容分析で見抜けなかった部分も当然あるはずで、スピード指数系の予想者がこれだけ多くなった今はむしろ、理論上、指数信者には引きづらいタテ目の高目に旨味がると思います。そうしないと高配当や万馬券は獲れません。
1Rあたりの掛け金は、約1ヶ月間で失っても生活に支障のない金額で20分の1程度に設定する。これは20連敗用ではなく、ある程度連敗した場合に1Rあたりの金額を増やして、連敗する前の状態に早急に戻すためです。資金に余裕がないと予想する考えに余裕がなくなり、よい結果にはなりません。

 

2020年7月30日 (木)

競馬馬をどう特徴付けるのか?

【競馬馬をどう特徴付けるのか?】 N氏

 

 「競争馬は自分の得意とする条件で走ると強いが、自分の不得意とする条件だと弱い」というのが私の考え方である。一般的な言い方でいう「強い馬」というのはフィジカルや精神面で優れていて、走ることの出来る許容範囲が広い馬のことであり、「弱い馬」というのは走ることのできる範囲が狭い馬のことをいうのだと思う。そして予想の上で大事なことは、強い、弱いに関わらず、その馬の走れる守備範囲がどこからどこまでで、どういう条件を得意とし、不得意としているのかをはっきりさせることだと思う。強い競争馬でも全勝で引退していく馬なんてほとんどいない。どっかで負けていく訳でそれを事前に予見できるかどうか。逆に弱い馬でも適条件でならどこかで穴を開ける。それを見抜けるかどうか。そのためには出来るだけその馬について調べ事前知識としてその馬のできることとできないことを知っておく必要がある。ここではいくつか例を挙げてみたい。

 

 

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【例1:ミヤギロドリゴ】

 

下記のラップはミヤギロドリゴが福島記念を勝ったときのラップだ。
12.1-11.1-11.7-11.7-12.0-12.2-12.0-11.9-12.1-12.2
当時の福島の馬場状況は7日目で馬場がかなり荒れてきている。ペース自体が終始12秒前後で淀みなく流れ、最後までラップが平均しているのが特徴だ。これを最後方から捲って差したのがミヤギロドリゴ。ちなみにサイレントセイバーが2着。
逆に1ヶ月前の10/20、5日目の京都で行われたオパールSのラップ。
12.7-10.8-11.8-11.7-12.3-12.4-11.8-11.8-12.2-12.3
前半はやや速めのペースで中間落ち着いて残り4Fから再加速、つまり一度息を抜いて4Fの持続力の勝負となった訳だ。ミヤギロドリゴはこの時9着。

 

この2つのラップを含め、競争成績を見ていろんなことが分かる。まずミヤギロドリゴは緩急がつく流れを苦手としている。ミヤギロドリゴは掛かる気性の馬で鞍上がかなり手を焼くほどだ。だから途中でラップが落ちるとそこで馬は行きたがる。当然溜めが利かない。こうなると再加速して長く脚を使うなんてのは難しい。また秋口で生育の良い京都の軽い芝では脚の遅さが露呈する。大トビで蹴りの強さで走る馬だから、パワーこそあれ、脚を速く回すなんてのは一番苦手な作業だ。だからこその荒れた馬場の福島が良い。さらにこれだけ淀みない流れだとバテる馬が続出するが、この馬は後方で溜めたにしてもバテないだけの持久力を持っているとも言える。

 

 

 

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【例2:オースミコスモ】

 

次の例はオースミコスモのラップである。
スイートピーS 1着 12.9-10.9-11.6-12.3-12.3-12.5-12.5-11.5-11.8
紫苑S     1着 12.6-11.4-12.3-12.7-12.8-12.0-11.3-10.5-11.4
阪神牝馬S   2着 12.8-10.9-11.3-11.4-11.7-11.7-11.6-11.8

 

 

それぞれのレースのラップを上げてみた。お分かりのようにスイートピーSや紫苑Sではスローで流れての2F、3Fの上がりの勝負で勝っている。ゆっくり溜めて流れてヨーイドン!の競馬で勝ってきた馬だ。この馬の馬格は420kg程度。手脚も短く胴も短く小さくまとまった馬だ。もちろんパワーとかは無い。が、小さいことはいいこともあるのは、その分手脚を速く回せる。完歩も小さいから次々と蹴りを繰り出すことができる。そのために上がり勝負になればその能力を発揮できるという訳だ。阪神牝馬Sはマイルなのでややラップに淀みないが、中間ややペースが落ち着いて、最後の1Fも11秒台のように速い脚が問われたレース。勝ったダイヤモンドビコーも脚が速い馬で、同馬もそれに続いての2着となった訳だ。

 

以上、レースのラップを観察していくだけでも、その馬の得意とするところと不得意とするところが見えてくるというお話。ミヤギロドリゴもオースミコスモも決して強い馬じゃない。でも一般的に「強い」とレッテルを張られないからこそ配当的な優位性も高いということ。観察してその馬が走れることを知っている人の勝ちだ。競争馬にはそれぞれ「できることと、できないこと」がある。馬の上げ下げを如何に上手くやるかが馬券にとっては重要で、各馬の適性を知っておくことはそのためのイロハでもある。「観察せよ、されば報いられん」である。

 

2020年7月21日 (火)

●上り1位馬の狙い所

●上り1位馬の狙い所    小倉の馬券師T

 

上り3ハロンが”33秒台”このような数字を耳にすると(私のような古い人間は)思わずビクリと反応。前ノメリでモニターに釘付けになり、その末脚に熱い視線を注ぐことになるだろう。「物凄い末脚を使ったのでは?!」と、条件反射的に思ってしまうからだ。(中略)
ところが、今は33秒台の末脚はザラ。32秒台も珍しくない。「33秒台だから凄い脚」とは一概に言えなくなった。大事なのは、上り3ハロンの数字そのものより「出走馬中、何位だったか」である。

 

(中略)

 

一方で、仮にテストの点数が『60点』だったとしても、平均が『30点』なら価値は高い。60とは言え、平均を大きく上回っており、この場合、テストの難易度が高かったと推測できる。
つまり、「相対評価」が大事なのだ。上り33秒台でも、メンバー中、下位なら、相対的な評価は低い。一方で、35秒台でも、メンバー中、上位なら価値は高くなる。上り3ハロンの数字よりも『出走馬中、何位だったか』の方が、はるかに重要である。

 

上り1位馬の成績

 

上り1位は、出走馬の中で『最も良い脚を使った』ことを意味する。この”上り1位馬”の成績は次のようになっている。

 

前走上り3ハロン 1位 単81% 複82% 総数26829
前走上り3ハロン 2位 単80% 複82% 総数22912

 

前走上り3ハロン1位「追い込み馬」単79% 複78% 総数10662

 

「追い込み馬」は前走で楽をする分、上位の上りをマークしやすい。追い込み馬が上位の上りをマークするのは当たり前とさえいえる。(特にインを突いた追い込み馬は速い上りをマークしやすい)

 

高評価できる上り1位

 

一方で逃げ・先行馬は、上位の上りをマークしづらい。先行馬は、前半で脚を使う分、どうしても脚が溜まらないからだ。

 

(中略)

 

(上位の上りをマークした)先行馬こそ、希少価値があり高評価に値する。前走で『先行』し、かつ『上り1~2位』だった馬は(複勝回収率が高いように)安定して走る傾向になる。

 

[参考](全脚質)前走上り3ハロン1~2位 単80% 複82% 総数49741
     前走「先行」上り3ハロン1~2位 単86% 複87% 総数10179

 

(中略)

 

したがって、(上り1~2位をマークした)先行馬は「芝レースで狙う」のが理にかなってる。

 

前走「先行」「上り1~2位」今走「芝レース」 単94% 複91% 総数4243

 

(中略)
スイートスポット

 

先行して上り1~2位だった馬を、芝レースで狙う。これを、もっとピンポイントに狙い撃つなら、次の条件を付加するといいだろう。その条件とは「前走外枠」だ。「前走外枠」から先行した馬が「上り1~2位」をマークした場合、価値は絶大。外枠から先行するロスがありながら、最後に伸びた馬は「強い」の一言だ。

 

前走「6番枠より外」「先行」「上り1~2位」今走「芝レース」単101 複97% 総数2426

 

 

 

 

 

 

2020年7月 7日 (火)

昇級戦は芝〇、ダート×

●昇級戦は芝〇、ダート× 大串知広

 

(前略)
・芝とダートで違う
結論から言うと、ダートではクラスの壁が厚く、芝では勢いが通じる。つまり昇級戦は、「芝〇、ダート×」なのである。

 

昇級戦[ダート]単71% 複75% 総数8127
昇級戦[ 芝 ]単86% 複85% 総数10742

 

ご覧のように(同じ昇級戦でも)ダートの数値は悪く、芝の数値は良い。なぜ、芝とダートで、これほどまでに差が開くのか?その主因は、[芝→スローが多い]、[ダート→スローが少ない]からだろう。ダートはテンから飛ばし、バテ合いをしのぐのが特徴。このように淀みのない流れでは、マギレは少ない。クラスが上がれば確実に一段階タイムが速くなる。つまり”タイムの壁”が高くそびえているワケだ。したがって、持ち時計のない馬が”運”で好走することは難しい。

それに対し、芝のレースでは頻繁にスローペースが発生する。スローになれば(時計的に)一枚足りない馬でも「瞬発力」で何とかなるケースがある。また、馬群が密集しやすいので、騎手の捌きひとつで、馬券内に食い込むチャンスが生まれる。
さらに、芝レースでは、「外が伸びる馬場」「インが残る馬場」といった具合に、馬場の有利不利が存在し、その馬場の偏りが着順に大きな影響を与える。そのため、有利な馬場さえ通ることが出れば、(実力が足りない馬でも)上位入線の芽が出てくるわけだ。芝は(ダートとは違い)タイム以外の要素も幅をきかすため、昇級戦でも通用しやすい傾向にある。
昇級戦は「芝〇、ダート×」。まずは、この基本公式を頭に叩き込んでおこう。

 

・芝の短距離は昇級△

 

ただし、同じ芝レースでも「短距離戦」では、クラスの壁が”やや厚い”。芝レースで昇級の馬が通用しやすい理由は「スローが多いから」と説明した。だが、短距離のレースは(皆、テンからブッ飛ばすので)スローになることは滅多にない。

 

昇級戦 芝[1200m以下]単76% 複80% 総数2072
昇級戦 芝[1400m以上]単88% 複86% 総数8670

 

(中略)

 

もし、昇級戦(ダート)の馬を狙うのであれば『牡馬の1人気』が無難だ。(昇級にもかかわらず)1番人気に支持されるような馬は、すでに現級で通用の力(時計)を示していることが多い。持ち時計がある分、昇級戦の壁にも跳ね返されることなく、馬券内に食い込める。

 

昇級戦 ダート 1人気(牡・セン) 単80 複85 総数966

 

 

2020年6月25日 (木)

下り坂はゆっくり走るのが基本

~レースを見返すことが勝利への近道~  メタボ教授

 

●道中の見るべきポイント

 

次に道中で見るべきポイントを解説します。
道中は折り合いが何より重要です。ここで、燃費走行して、ガソリンをキープしておかないと最後まで持ちません。正常な折り合いかどうかは、騎手の腕を見て判断しましょう。

 

 

●下り坂は、ゆっくり走るのがが基本

 

道中に下り坂があるコースでは、重心のかけ方がポイントなります。

 

下り坂は、普通に走ってもスピードが出やすいですが、ここで絶対にアクセルを開けてはいけません。下り坂区間を全力で走ってしまうと、前脚へのダメージが大きくなるからです。

 

特に京都の外回りは、残り800m~600mが下り区間のため、ここでの乗り方で大きな差がつきます。

 

(中略)

 

同じく勝負処で下り坂なのが、新潟競馬場外回りです。残り1000m~600mまでが下り坂となります。最後の直線まで動かない騎乗が理想です。そのため最後方待機の馬は、トップスピードが高くても案外届きません。

 

あと、中京競馬場も、残り1000m~400mまでが下り坂です。芝は、内外差が大きい日もあるので差しも届きますが、ダートは差し馬が残り400mまで仕掛けを我慢しても全然届きません。基本的には、逃げ馬が有利になります。

 

以上のように、レースVTRを見返す場合は、下り坂を意識するようにしましょう。

 

 

 

(以下略)

 

2020年6月 4日 (木)

それぞれの要素に裏づけを

●それぞれの要素に裏づけを 古澤秀和

 

競馬には様々なファクターがあるが、オカルトを除けば、これらのデータ同士の間には大きな相関関係があるだろう。例えば、血統と馬体、血統と馬場、馬場と馬体、ラップと馬体、ラップと血統といった具合だ。それぞれの要素の相関性を考え、それぞれを裏づけとして使っていけば、かなり緻密なデータ分析ができるはずだ。

 

例えば「フジキセキ産駒には先行脚質の馬が多い」という仮説を立てた時、まず、フジキセキ産駒の脚質集計から、その発想が出るだろう。そしてその裏づけとして馬体を見ていくと、

フジキセキ産駒はサンデーサイレンス系の種牡馬にしてはトモのボリュームが多くて、やや腰の方が高く映る、いわゆる「腰高」の体型。腰高の馬は前に体重移動しやすい分、一完歩目が速く、先行しやすい造りになっている。という具合だ。

血統別の脚質集計からの仮設だけだと薄っぺらいが、原理として体型傾向を考えることで、それに厚みを加えることができる。

 

 

また、このような思考法を探っていると、馬券だけではなく馬を買うとき(一口馬主やPOGで馬を選ぶ時ももちろん)にも役立ってくる。

例えば、血統のところでも触れているが、ネオユニヴァース産駒の牝馬やハーツクライ産駒の牝馬を買わない方が良いというのもそれにあたる。当然、走る馬も出てくるだろうが、これまでの血統と性別データによる傾向と、

 

気性や骨格といったアナログ要素の傾向

を併せて見ると買わない方が良いという結論になる。

 

逆に、この駄目な要因が分かっていれば、それを該当しない馬を買うという手段もある。要するにデータがあったとして、その理由を他のファクターと照らし合わせながら考えることで、より精度の高い考え方ができるということだ。

 

 

 

 

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