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2021年2月16日 (火)

■馬場ファクター

《馬場》 番長師匠

 

まず第一原則。「異なる正反対の馬場を同程度こなす馬は存在しない。」
これから先勝手に名前を付けたいろんな馬場タイプが出てくると思うんですけど、似たような馬場タイプならともかく、正反対の馬場タイプを同時に過不足なくこなす馬は存在しない、という原則で考えてます。そうですねぇ、砂だとまだわかりやすいか。軽い砂を得意とする馬は原則として重い砂だとイマイチですよね?ああいうのを思い浮かべてもらえると助かります。つまり、その馬が得意とする馬場があったとすれば、その反対の馬場では能力がほとんど発揮されることがない、という考え方です。スピード指数とか使ってる人だと、時計的にいい=強いっていうふうに考えがちだと思うんですけど、そういうふうには考えず、単に時計勝負になったときにだけ強い、というふうに私は考えます。この時計の勝負に強いとイコールで逆の時計の遅い競馬(馬場)になった場合には弱い、と結ぶわけなんです。逆は弱いと結ぶところがポイントです。
D1800mを1.50.0で走破した、強い!というように考えるんじゃなくて、1800mで1.50.0になるような馬場だと強かった。だから1.55.0になるような競馬だと弱い、ってふうに捉えるわけなんですね。一瞬それだと馬の能力把握を間違うと思うかもしれませんけど、そう考えた人は指数モノに頼りすぎてるんじゃないでしょうか?相手関係を見ていれば、そうそう大きく間違えることはないものですよ。それに、能力自体それぞれ置かれた状態ごとに設定すべきもので、全体としてこう、というのはかなり雑なやり方じゃないかと私なんかは思ってしまいます。普通短距離ではこのくらいのレーティング、中距離ならこのくらい、というふうにセッティングしますよね?あれと同じでこういう馬場の時はこれくらいの能力、こういう馬場の時はこれくらいの能力、とそれぞれ場合分けてして考えていく、それだけなんです。

 

こう書くとさっき言ったことと矛盾してる!と回転の速い人なら気付くでしょうね。確かにさっきの例での、時計の出る馬場で強い馬の、重い馬場での強さは改めて別の物差しで計らなければならず、弱いと決めつけるのは早計です。だけど、いちいちその馬が全ての馬場状態に出るのを待っていては、引退した後になって気付くなんてことになって馬券にはちっとも役立ちません。だから経験に基づいた決め打ちを行うわけなんです。先の例はその一つですわ。そうした蓄積の産物が私の馬場読み、というわけ。日々進化して各々の状況にホーミングしています。(^^;

 

これを使いこなすには熟練が必要です。認識したからと言って安易にコピーできるような簡単なものではないことをご理解ください。でも、だからこそ安心して公表もできますし、使いこなせば強力な武器にもなります。年月を経ても色褪せることはまずないでしょう。これまでの競馬人生そのものが経験として生かされるわけですから。長く付き合う覚悟を決めてる方には特にお役に立つものと思いますが、いかがでしょうか?

 

 

さて、昨日書いたことを整理しておくと、1つのケースで発揮したパフォーマンスを演繹的に他のケースでも当てはめる、という考え方をしないってことでした。馬場に特化して話を進めましたけど、これは私がもう一つ重要視するファクターである展開に関しても同様。ある一つの展開で見せたパフォーマンスが別の展開でも同様に発揮されるとは考ええないんですわ。Hペースで見せたパフォーマンスはHペースのものとして、SペースならSペースのものとして別々にとらえます。こうして考えていくことで、より細かく馬のキャラクター付けをできるようになるでしょう。

 

唐突に展開って言葉を使いましたけど、馬場を読んでいく際に、展開と馬場は切っても切れない関係にあるんですよ。例えば2レース続けて行った行ったの競馬になったという結果があったとしますよね?そんなとき、ああ、今日は前残りの馬場だ、と短絡的に考えることは厳禁。その2レースがどういう展開で流れてそういう結果になったかを回顧して、初めて前残りだった、と考えるわけ。展開も込みでの馬場なわけです。展開を無視して、馬場単独だけで読み切るっていうのはさすがにちょっと無理。できるだけ単純化することは必要なんだけど、やりすぎると何がなにやらさっぱりわからなくなっちゃうからね。展開に目を向けるのは、最低限必要と私は思ってます。あ、このときにはレース展開を読む・予想するってことはそんなに必要とされないのでちょっと安心してくださいな。ただ、与えられた結果からレースを回顧するのが必要となるだけです。

 

それらを踏まえた上での第2原則。「見た目とラップとを分けて考える。」
馬場読みの基本として、レースを見る目が重要なんだけど、その見たまんまの印象だけに頼り切るんじゃなくて、客観的なデータを元にレースを再構成します。馬場読みでの時計の取り扱いはこの一点につきるといえるかも。そうねぇ。これも例示が必要か。例えばHペースを後ろからごぼう抜きにした馬がいるとします。その馬が瞬発力を持ってるかといえば、答えはNO。全体のラップが遅くなっていく中で追い上げてるわけなんだから、普通考えられてる瞬発力とは別のものを使って追い上げてるという考え方をするわけなんですわ。単に相対速度で速いだけで、絶対速度で見た場合は違うって言い換えればいいかな。感覚的にはHペース中で見られる「見せかけの瞬発力」って捉え方。ま、そんな感じで見た目で瞬発力ありそうと見るのと、そのラップの裏付けはどうなってるのかとを、別々に考えるってわけ。別々というと変かな。2つの視点で相補的に捉えるという意味で考えてもらえると助かります。

 

《内外TB》
トラックバイアスの見極めが重要な理由に、どういうタイプの差し馬が来やすいかがすごくわかりやすいことがあるんや。あ、これはトラックバイアス理論の発展形な。今日日グリーンベルトがわかって、逃げ・先行馬に注意が必要いうたかて、ある程度知識のある人らにはもう流れていってしもうとるから、そこから先の応用を考えて人より先んじておくんが重要なわけやね。競馬っちゅうんは究極のところ、自分以外の人間との知恵比べみたいなもんやから。スピード指数なんかええ例やろ?なんぼ使える代物やていうたかて、それが常識になってしまえばたちまち威力がのうなってしまうんが、JRAで使われてる馬券のシステムやからな。こんなこというたら、ここで書いてることそのもの否定してしまうみたいな感じになるんやけどな。

 

グリーンベルトの内差しのときっちゅうんは、細い3mくらいの通路に全馬がひしめき合ってレースしてるようなもんや。当然後ろでなんぼ足があったかて、それらを捌き切らんと前へいけへんわけやな。っちゅうことはや、追い抜いていくときには、短い時間にストップ&ゴーを繰り返すことが必要になってくるわけやわな。なんぼMAXスピードが速かったかて、MAXに達するまでの時間がかかるような馬に出番はないわけや。こういうちゃんとストップ&ゴーができる馬っちゅうんは、普通の馬場のときでもきっちり馬群捌いて内から抜けてこられるもんや。せやから、そういう内差しできる馬を普段のレースでように見ておいて、こういうレースのときに狙ったったらええねん。ついでにいうておくと、瞬発力がある馬っちゅうんは、だいたいこんなふうな加速性能が優れてること多いからな、同じように狙って間違いはないやろと思うわ。

 

外差しの馬場のときは、こんな内差しの馬場のときとは話が逆になるで。なんでかていうと、外を回していけば不必要なストップ&ゴーをする必要がないからや。こうなると不器用な馬っちゅうのは、普段はその分不利な状態でレースをやらされてるわけやから、相対的に有利になるやろ?せやから普段の詰めの甘さが嘘のようなすごい脚を使えたりするわけや。一気に脚を使う馬を普段の馬場と同じように考えてたらえらい目にあうと思うで。環境逆転しとるわけなんやからな。後な、だいたい外差しになるようなときっちゅうんは、馬場が使い込んでどうにも悪うなってしもとるときやろ?そういうのを得意にする馬にしてみれば、まあ盆と正月が来たみたいなお膳立てが整うわけやから、普段とは全く別馬のような走り方をしてくるで。こういう馬っちゅうんは以前にも同じような状態で同じように急に走ったりしとるわけやから、判別も割合簡単やねん。

 

今の中山の馬場は、シフトが荒れ馬場巧者一本っちゅう感じやな。これだけでもまあ使えんことはないんやけど、シフトが1つだけやとやっぱどうしても拡散してしまうねん。絞りづらいていうたらええのんかな。せやから、これにここで書いたようなバイアスがもう一つ加わってくると、くる馬がほとんど限定されて馬券的に一気に楽になってくるんや。しかも、そないなとこまで見てる人はそんなにはおれへんからな、オッズに反映されずにかなりええ思いできるんちゃうかな。それを自分は待ってるわけやね。

 

 

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