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2020年8月25日 (火)

パドックの見方(1)

【太い、細い、馬体重、毛艶悪い】

 

「馬は太いと走らない」これは相当嘘が入ってると思う。たしかに太くて馬体に張りが無かったらそりゃ動かねーけどさ。だけど多少太くたって体調が良ければ全然問題ないのよ。「絞れたら馬は走る」これも結構嘘だな。太めに見せる馬は得てして体型的なものが大きい。絞れてビッシリ?いやそれはガレたんだよってこともある。実際ダンツフレームは腹ボテでいつも太く見せる馬だったけど、それでもちゃんと走ってた。ところが休み明けの毎日王冠でスッキリした途端に走らなくなった。特有の腹目が無くなって、オレには枯れて見えた。推測だけど、ダンツフレームを支えていたのはあの腹袋なんだと思う。問題は体調が良いのか、悪いのか。太いとか、絞れる云々よりもこっちの方がはるかに重要なことだ。

 

競争馬の中には細い馬もいる。特に牝馬に多くて細くて、腹目が無くて、寂しくてって馬だ。パっとみて見栄えはまずしない。こういう体型の馬を「細い」で片付けたら、この馬が走るシーンで馬券を買うことは一切できなくなる。確かに重賞云々言う馬は少ないのが実情なんだけど、未勝利や条件クラスならこういう馬だって活躍できる場がいくらでもあるのだ。こういう馬はフックラして見せなくたっていい。どうせ腹目なんか戻りゃしないし、フックラ見せたらむしろ太目の時だってある。サクラヴィクトリアなんかがそういうタイプだな。この馬はいつだって細い。でも体調の良さってのはちゃんと馬体や動きに出てくるはずだ。そういうものを見抜けるかどうか。

 

馬体重の増減に過敏に反応する奴が多い。これも経験則でいうと、体重が10kg、20kgはたまた30kg増えようが減ろうが関係ない。大体どこが適性体重か?なんて新聞にはどこにも書いてないはずだ。そもそも馬のベスト体重なんてあるのか?筋肉が増えたのかもしれないし減ったのかもしれない。あるいは脂肪が増えただけかもしれないし、減っただけかもしれない。数字だけで馬の何が分かる?ってとこだと思う。馬を見ない奴に限ってこういう体重論を展開しやすい。

 

「毛艶が悪いと走らない」これも嘘。特に冬場ね。寒いから冬毛が出る。冬毛が出て何が悪い?だ。オレだって寒いと厚着するよ。元々毛艶を良く見せない馬もいるし、手入れの問題もある。牝馬なんかは筋肉の量が少ないんだから特に冬毛は出やすい。しょうがない、それが特徴なんだから。毛艶が悪い=体調が悪い、という方程式は経験的にも成り立たない。毛艶は各馬固有のものとして受け止め、本当に体調が悪いものと良いものとを見分ける目は必要だろう。

 

体重ではなく、馬の体型的な個性に騙されず、毛艶にも騙されず、しっかり馬の状態を見るにはやっぱり馬体の張りが一番だと思う。それと動きね。馬体の表面上がどうであれ、パンと詰まった張りの馬はなかなか裏切らない。動きを見れば体調面や仕上がりだって分かる。あとはそれぞれ、その条件にあった体型をしているか、動きをしているか、ってのが常に重要になってくるんだけど。

 

 

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【踏み込みのいろいろ】

 

 

まず「大きくしっかり踏み込んでいる馬がいい」ってこと自体が嘘。こういう動きの馬が「良い」というのなら、その馬はどこでも走ってしまうということになる。そんな馬いねーよ。パドックでの各馬の動きはそのまま返し馬、さらにはレースでの走法に繋がってくる。それぞれの馬の動き+体型的な特徴を組み合わせることでそれぞれの馬にできることと、できないことが決まってくる。どれが良いって訳じゃなく、そのレースで必要な動きをしているかどうかがポイントになる。

 

○硬い踏み込み

 

後脚の歩幅が狭い。パっと見、硬く見えるので、歩様が悪く見えるかもしれない。でもしっかりと「カチッ、カチッ」と力強く踏み込んでいる。筋肉が硬くて仕上がっているからこそできる動き。強さがないと踏み込みが浅い、あるいは甘い、という表現にしている。基本的には脚を速く回さなきゃいけないシーンでは有効な動きだといえる。

 

○広い踏み込み

 

後脚の歩幅が広い。パっとみ「歩様が良い」と見えやすい。じっさい力強さを伴っていれば良いんだけど、実はトモが流れてダラダラと広いだけだったりする。そうでなくても一概に「良い」と言えないのは、脚を速く回さなきゃならないシーンで完歩が広くてどーする?って状況。イコール脚が遅いということになりかねない。逆に荒れ馬場なんかで、後肢をバラけて蹴った方が効率が良いシーンでは良いことにもなる。ストライドが広がる=持続性が高くなる、だからね。

 

○踏み込み甘い・腰引ける

 

後肢の幅が狭くても踏み込みに力強さが無い場合は一度疑ってかかる必要性はある。蹴りが弱い可能性があるから。ただ蹴りが弱くても良いシーン、つまり脚の回転が速ければOKという状況があるならこれは悪いことではなくなる。「腰が引ける」というのは腰が甘かったり、トモが流れたりで、蹴りの強さがそのままスピードに変換されにくいことになる。こういう馬が特に先行したりすると大体「坂」で甘くなる。こういう馬をカバーする乗り方としては後方からジックリ行って、勢いをつけて坂に取り掛かることで、甘さをカバーすることは可能。その馬の脚質なんかが影響するってことだね。もちろん坂のないコースではこの限りじゃないけど。

 

 

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